2ntブログ
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【えみ香の負の感情】
★時に恋は残酷で理不尽で。
気持ちをコントロールできなくなる。
えみ香の、そんな負の感情を、後半、
あともう少し、クローズアップしても良かったのでは。
(離れるために、わざと紗世に嫌われる行動をとる…など)

相手(紗世)に嫌われたくない…
散々あれだけの変態行為をやっておいて
嫌われたくない…と弱気になるのも変な話ですが、

最初はお人形を愛でるような、一方的な子供のような愛着で、
相手の気持ちなどお構い無し…だったのが、
いざ、紗世から気持ち(愛情)を返された時、
紗世ちゃんは感情のある生身の人間だったんだ…と
えみ香はそこで初めて気付き

改めて相手を見つめ、紗世を好きになった時、
嫌われたくなくて臆病になり、身をひいてしまう…。

2人を取り巻く環境や感情が、
汚れていれば(ハード)汚れている(ハード)ほど、
泥の中から見つけた一粒の真珠~
あるいは、
闇の中のひとすじの希望の光のように
2人の恋愛のピュア(純粋)さはいっそう際立ちます。


物語を成立させる為に(無理矢理)
急に(=唐突に)良い人にならなくても良いのです。
最初に物語ありきのキャラクターではなく、
キャラクターが最初にありきの、
登場人物(キャラクター)彼らor彼女たちの物語(人生)。

登場人物(キャラクター)の自然のあるがまま~
感情が高まった時に、自然と零れ落ちる言葉(セリフ)
溢れる感情。

キャラクターの気持ちの流れに任せ、
2人の気持ちが離れたり近づいたり~(心の葛藤)
基本のドラマ部分(過程)をきっちり丁寧に見せることで、
絡みとのメリハリのバランスで、
たとえ、ほんの数分間の…短い時間のドラマ挿入であったとしても、
私たち視聴者には、充分伝わるのでは~個人的にはそう思います。


⑳へつづく。
【紗世の心の揺らぎ・気持ちの移り変わり】
★個人的には、切なさや胸の痛みが、あと一歩欲しいな…と思いました。
幸せな2人をもう少しひっぱって、
ある日突然、紗世の前から姿を消すえみ香。
理由もなにも言わず、いなくなったのは何故?
えみ香さん、どうして…!?
紗世の戸惑い、恨み、怒り、悲しみ。
えみ香を好きになって、初めて知った様々な感情。

逢いたい
逢って話したい
溢れる想い
つのる恋しさ

どうしてもえみ香を諦められない紗世。
紗世の初恋。

孤独を癒す存在。
寄り添う、心の拠り所。
寂しさで繋がっていった2人。
(抱える孤独が呼びあった)

えみ香から突き放され、相手の本心を必死に考える紗世。

なぜこの人はここまで好いてくれるんだろう?
今までの人生の中で、
こんなにも私の事を求めてくれた人がいただろうか?

えみ香さんのために、私どうしたらいい?
今度は私がえみ香さんを追いかける番だ…!!
何らかの行動を起こす紗世。

一方、完全に心を閉ざすえみ香。

(※不合理ですが、傷つけた方が、
 自分の行為&言葉に深く傷ついていることが
 多々有ります…。)

貴女の瞳に宿る哀しみの秘密が知りたい。

相手のために、静かに泣く紗世。
紗世の慈しみは菩薩のよう

動揺するえみ香。

こんな流れ~
紆余曲折(盛り上がり)があったなら~
視聴者は、紗世と一緒になって、紗世の気持ちとシンクロできて、
2人のエッチ(絡み)に、まっすぐ素直に感情移入できるのではないかな…と。

気持ちが通じたあとのラブイチャ、
お互いを求め合う、最後の狂気の絡み~
どんな絡みにも、自然な感情が伴って、
より一層、感情移入できるかな~と。


⑲へつづく。