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【えみ香の負の感情】
★時に恋は残酷で理不尽で。
気持ちをコントロールできなくなる。
えみ香の、そんな負の感情を、後半、
あともう少し、クローズアップしても良かったのでは。
(離れるために、わざと紗世に嫌われる行動をとる…など)

相手(紗世)に嫌われたくない…
散々あれだけの変態行為をやっておいて
嫌われたくない…と弱気になるのも変な話ですが、

最初はお人形を愛でるような、一方的な子供のような愛着で、
相手の気持ちなどお構い無し…だったのが、
いざ、紗世から気持ち(愛情)を返された時、
紗世ちゃんは感情のある生身の人間だったんだ…と
えみ香はそこで初めて気付き

改めて相手を見つめ、紗世を好きになった時、
嫌われたくなくて臆病になり、身をひいてしまう…。

2人を取り巻く環境や感情が、
汚れていれば(ハード)汚れている(ハード)ほど、
泥の中から見つけた一粒の真珠~
あるいは、
闇の中のひとすじの希望の光のように
2人の恋愛のピュア(純粋)さはいっそう際立ちます。


物語を成立させる為に(無理矢理)
急に(=唐突に)良い人にならなくても良いのです。
最初に物語ありきのキャラクターではなく、
キャラクターが最初にありきの、
登場人物(キャラクター)彼らor彼女たちの物語(人生)。

登場人物(キャラクター)の自然のあるがまま~
感情が高まった時に、自然と零れ落ちる言葉(セリフ)
溢れる感情。

キャラクターの気持ちの流れに任せ、
2人の気持ちが離れたり近づいたり~(心の葛藤)
基本のドラマ部分(過程)をきっちり丁寧に見せることで、
絡みとのメリハリのバランスで、
たとえ、ほんの数分間の…短い時間のドラマ挿入であったとしても、
私たち視聴者には、充分伝わるのでは~個人的にはそう思います。


⑳へつづく。
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