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刑事部屋でディスカッション。
関口に関わる人間の中で、ゆいは依然として重要参考人のままであった。
事件当日9月3日、ゆいが現場の203号室にいた証拠が必要になるとの
結論が出る。
刑事は現場百遍。足げく通うと何か証拠が見つかるかもしれない。
ビジネスホテルへ向かう態勢の能登と白川へ、他の刑事が声をかける。
「頼まれていたアコニチン関連の未解決事件の資料、ここに置いておきます」
能登が軽く目を通すと、ここ1~2年で何件かの未解決事件が。
「皆、この近辺ですよね・・」
白川が気づく。
一年前の夏。男子大学生のサークル内での死亡事件。
「…」
ゆいと同じ大学の学生である事に能登は引っかかりを覚える。

   × × ×

関口が死亡した日から幾日も経っていた。
事件のあったビジネスホテルの現場はすっかり元の日常に戻っていた。
しかし、誰も気味悪がって使いたがらず、203号室は空室のままだった。
現場を何度も隈なく調べる能登と白川。
いい加減諦め気味の白川に、辛抱強く粘る能登。
だが、何も出て来ない。

年配の清掃の女性を呼び止め、ゆいの写真を見せる。
清掃の女性はいつも違う男を連れ、このホテルに泊まるゆいを覚えていた。
9月3日、事件のあった当日、203号室近くの205号室にゆいが泊まっていた事が判る。
「他におかしな事はありませんでしたか?」
「そう言えば…その写真の人とは違う女の子が部屋から出て来ました」
ゆいの泊まる205号室から一人の若い女が出て行ったのを見たと言う。
ゆいでは無い、新たな女の存在。。。

   × × ×

後編へとつづく…。
(こちらは完結しています…)
続き、少々お待ちを~\(_)
(て、需要があるのか…!?)

ちょっと授業へ行って参ります~m(__)m

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