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2010.06.26
映画『告白』の、女子に特化した超個人的な感想。（注：長いでっす！！）
も～遅れついでに昨夜観た映画『告白』の感想をば～。
て、いらんわ～～っっ━━(｀･д･´)ﾉ━━!!
（↑いわゆるノリ・ツッコミ。）
い、いりませんか……Σ(-∀-ﾉ)ﾉ
興味無い方はどうかスルーで…(｡-人-｡)ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ･･
一言。
「これ、子供さんにはちょっと難しい映画やなぁ～…(。－_－。)」
なぜかと申しますと～
（なるべくネタばれしないように…）
人には良い面、嫌な面…二つの顔があるのが普通で～
外面の一面だけ見て、この人はこう…と単純に判断はできません。
（て、当たり前っ）
経験値を積んだ大人（～や感受性の強い子供）はそれを理解した上で、
この映画のハードなストーリー展開から、何かを感じとる…と思うのですが、
成熟していない子供（って何歳から何歳までやろ？）～には、
善悪だけでは測れない人の感情の複雑さ…人の本心は、なかなか判りにくい。
大人でも、実生活で判断を読み誤って、何度も失敗を繰り返したりします。
（繰り返すと、さすがに学ぶ～）
『告白』の登場人物たちは、本心を人前ではほとんど明かしません。
娘を殺された憎しみを押し殺しつつ、冷静に復讐を実行する母親。
幼い頃捨てられた母を慕う心を隠しつつ、それでもなお母を求める子供。
過保護な母に従い自分を殺しつつ、次第に心の均衡を失う子供。
人の心の機微を読める聡い優等生でありつつ、アウトローに憧れる子供。
秘めていたそれぞれの感情が、極限状態になって爆発します。
命の重さや現代の家族関係＆学校の人間関係、教師の役割、いじめ…etc.
重くしようと思ったら、いくらでも重くできる内容だったと思います。
それをあえて、上澄みをすくって、料理して、
登場人物には多くを語らせず～。
（セリフとしては膨大な量で～皆さん、めっちゃ語っているのですが～実は本心ではない）
中島監督流の問題提議として、お客さんに見せたかったのかな～…と。
（たまにブラックユーモアすれすれでしたけど～）
（だからR15+指定なのか～）
主演の松たか子さん、
長ゼリフ共々、見事に役柄を演じ切っていらっしゃいました。
心の裡（うち）に激しい憎悪の感情が渦巻きつつも、クールに徹し、生徒の前で告白する教師。
（どっちかとゆ～と告白…とゆ～より告発という感じも…）
（あ、形式としては裁判もののドラマ展開に似てるかも…！今気づきました）
冷静にフツーに考えたら、ど～見ても感情移入しづらい
キャラクターだったハズなのですが、
この方が淡々とナチュラルに演じてくれはったおかげで、
主人公は嫌な感じの女性にならずにすんだのかも～。
派手なアクション（行動）はありませんが、
内心の葛藤を表に出せない、とても難しい役だったと思います。
本当に改めてすごい役者さんだな～…と。
そして生徒の母親役の木村佳乃さん。
実はこのお方が目当てで観に行きました～。
いや～すごい…！！
私、この方、良い人の役柄が多いイメージがあって、
あまり個性が見えなくて、印象が薄かったのですが～
（佳乃さん、すみませんっ）
なので、逆に感情を剥き出しにした役を観たかった…！！
壊れてゆく子供に戸惑い、感情の迷路＆深みに堕ちていく母親を
最初は戸惑いから～だんだんと混乱していく心の変化の過程が～
人間臭くて～素敵でした～…。
中学生の生徒の皆さんも、若いのに、難しい感情を表現されていて～
お芝居がホンマにうまいっ！！
周りの役者さんも役のキャラクターに合っていて、物語に違和感無く溶け込んでいました。
ある一つのセリフが色んな意味合いを持って何度も繰り返され～。
全ての事象が、パズルのピースのように～ピタリと当てはまり…。
調和（バランス）の取れないのがこの物語の調和（バランス）…とゆ～か。
観ていた方が、『暗澹（あんたん）たる映画やな～』と言っておられましたが、
後味の良い映画かどうかは、その人の受け取り方次第…という印象を受けました。
長回しでお芝居を見せる場面もあれば、テンポの早い場面もあり～
難解な内容ではありませんが、じっくり人間ドラマが観たい年配の方とか、
（勝手に決めつけてすみません～）
感覚的にもしかしたらついていけない部分もあるかも～
時たまホラー、時たまブラックなコメディとゆ～か出来の悪い何かのパロディ（？）を
観ている気分になってしまったので～
（注：褒め言葉です！！）
賛否両論を醸し出す問題作ではありました。
（原作自体そんな感じなんで～）
でもなんか観たくなる、人を惹きつける不思議な魅力が。
今、マジで本当に大ヒットしているみたいです。
（昨日もレイトショーだったのに、数えたら100人近くいはりました…）
興味のある方～お時間があれば、一度どうでせうか～＼(＿)
追伸：原作者の湊かなえさん…こちらの本が出版された、約2年ほど前に
大阪、梅田の紀伊国屋書店でサイン会があって～
どんな方なんだろうと気になって～…行き損ねますた～…orz
（イラストレーターさんとか小説家さんとか…けっこう行ってたりして♪）
聞くところによると～淡路島在住で通信でシナリオをお勉強されていた主婦の方…とか。
記憶が間違っていたらすみません…。
（雑誌・月刊公募ガイド2009年8月号より←これもうろ覚え…後で調べますぅ）
お逢いしたかったなぁ～…(´；ω；｀)
追伸2：生徒さん役の一人…橋本愛さん。
堀北真希さんと最近引退された女優の宝生舞さんを足して２で割ったような～
無表情のエキゾチックな魅力が～。可愛いかったです♪
（やはりそこかっ）
(￣∀￣*)ゞﾃﾍｯ♪
て、いらんわ～～っっ━━(｀･д･´)ﾉ━━!!
（↑いわゆるノリ・ツッコミ。）
い、いりませんか……Σ(-∀-ﾉ)ﾉ
興味無い方はどうかスルーで…(｡-人-｡)ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ･･
一言。
「これ、子供さんにはちょっと難しい映画やなぁ～…(。－_－。)」
なぜかと申しますと～
（なるべくネタばれしないように…）
人には良い面、嫌な面…二つの顔があるのが普通で～
外面の一面だけ見て、この人はこう…と単純に判断はできません。
（て、当たり前っ）
経験値を積んだ大人（～や感受性の強い子供）はそれを理解した上で、
この映画のハードなストーリー展開から、何かを感じとる…と思うのですが、
成熟していない子供（って何歳から何歳までやろ？）～には、
善悪だけでは測れない人の感情の複雑さ…人の本心は、なかなか判りにくい。
大人でも、実生活で判断を読み誤って、何度も失敗を繰り返したりします。
（繰り返すと、さすがに学ぶ～）
『告白』の登場人物たちは、本心を人前ではほとんど明かしません。
娘を殺された憎しみを押し殺しつつ、冷静に復讐を実行する母親。
幼い頃捨てられた母を慕う心を隠しつつ、それでもなお母を求める子供。
過保護な母に従い自分を殺しつつ、次第に心の均衡を失う子供。
人の心の機微を読める聡い優等生でありつつ、アウトローに憧れる子供。
秘めていたそれぞれの感情が、極限状態になって爆発します。
命の重さや現代の家族関係＆学校の人間関係、教師の役割、いじめ…etc.
重くしようと思ったら、いくらでも重くできる内容だったと思います。
それをあえて、上澄みをすくって、料理して、
登場人物には多くを語らせず～。
（セリフとしては膨大な量で～皆さん、めっちゃ語っているのですが～実は本心ではない）
中島監督流の問題提議として、お客さんに見せたかったのかな～…と。
（たまにブラックユーモアすれすれでしたけど～）
（だからR15+指定なのか～）
主演の松たか子さん、
長ゼリフ共々、見事に役柄を演じ切っていらっしゃいました。
心の裡（うち）に激しい憎悪の感情が渦巻きつつも、クールに徹し、生徒の前で告白する教師。
（どっちかとゆ～と告白…とゆ～より告発という感じも…）
（あ、形式としては裁判もののドラマ展開に似てるかも…！今気づきました）
冷静にフツーに考えたら、ど～見ても感情移入しづらい
キャラクターだったハズなのですが、
この方が淡々とナチュラルに演じてくれはったおかげで、
主人公は嫌な感じの女性にならずにすんだのかも～。
派手なアクション（行動）はありませんが、
内心の葛藤を表に出せない、とても難しい役だったと思います。
本当に改めてすごい役者さんだな～…と。
そして生徒の母親役の木村佳乃さん。
実はこのお方が目当てで観に行きました～。
いや～すごい…！！
私、この方、良い人の役柄が多いイメージがあって、
あまり個性が見えなくて、印象が薄かったのですが～
（佳乃さん、すみませんっ）
なので、逆に感情を剥き出しにした役を観たかった…！！
壊れてゆく子供に戸惑い、感情の迷路＆深みに堕ちていく母親を
最初は戸惑いから～だんだんと混乱していく心の変化の過程が～
人間臭くて～素敵でした～…。
中学生の生徒の皆さんも、若いのに、難しい感情を表現されていて～
お芝居がホンマにうまいっ！！
周りの役者さんも役のキャラクターに合っていて、物語に違和感無く溶け込んでいました。
ある一つのセリフが色んな意味合いを持って何度も繰り返され～。
全ての事象が、パズルのピースのように～ピタリと当てはまり…。
調和（バランス）の取れないのがこの物語の調和（バランス）…とゆ～か。
観ていた方が、『暗澹（あんたん）たる映画やな～』と言っておられましたが、
後味の良い映画かどうかは、その人の受け取り方次第…という印象を受けました。
長回しでお芝居を見せる場面もあれば、テンポの早い場面もあり～
難解な内容ではありませんが、じっくり人間ドラマが観たい年配の方とか、
（勝手に決めつけてすみません～）
感覚的にもしかしたらついていけない部分もあるかも～
時たまホラー、時たまブラックなコメディとゆ～か出来の悪い何かのパロディ（？）を
観ている気分になってしまったので～
（注：褒め言葉です！！）
賛否両論を醸し出す問題作ではありました。
（原作自体そんな感じなんで～）
でもなんか観たくなる、人を惹きつける不思議な魅力が。
今、マジで本当に大ヒットしているみたいです。
（昨日もレイトショーだったのに、数えたら100人近くいはりました…）
興味のある方～お時間があれば、一度どうでせうか～＼(＿)
追伸：原作者の湊かなえさん…こちらの本が出版された、約2年ほど前に
大阪、梅田の紀伊国屋書店でサイン会があって～
どんな方なんだろうと気になって～…行き損ねますた～…orz
（イラストレーターさんとか小説家さんとか…けっこう行ってたりして♪）
聞くところによると～淡路島在住で通信でシナリオをお勉強されていた主婦の方…とか。
記憶が間違っていたらすみません…。
（雑誌・月刊公募ガイド2009年8月号より←これもうろ覚え…後で調べますぅ）
お逢いしたかったなぁ～…(´；ω；｀)
追伸2：生徒さん役の一人…橋本愛さん。
堀北真希さんと最近引退された女優の宝生舞さんを足して２で割ったような～
無表情のエキゾチックな魅力が～。可愛いかったです♪
（やはりそこかっ）
(￣∀￣*)ゞﾃﾍｯ♪
シアン
ケイさん、こんにちは。お久しぶりです。
「告白」、ご覧になったんですね。この映画、凄く見たいんですけど・・・きっと見られないと思います。見たら立ち直れそうにないので。
中島監督の「嫌われ松子の一生」がそうだったんですが、あまりにもヘビーなことをサラッと描くのがもの凄く上手い監督さんなので、「松子」以上のインパクト（トラウマとも言う）を受けてしまうのが恐いのです。
この映画を見て感想を書けるケイさんがうらやましい・・・って、単に私がビビリ過ぎなのかもしれませんけど。
「告白」、ご覧になったんですね。この映画、凄く見たいんですけど・・・きっと見られないと思います。見たら立ち直れそうにないので。
中島監督の「嫌われ松子の一生」がそうだったんですが、あまりにもヘビーなことをサラッと描くのがもの凄く上手い監督さんなので、「松子」以上のインパクト（トラウマとも言う）を受けてしまうのが恐いのです。
この映画を見て感想を書けるケイさんがうらやましい・・・って、単に私がビビリ過ぎなのかもしれませんけど。
2010/06/28 Mon 10:27 URL [ Edit ]
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