2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
誕生日が三日違い…と私と近かったので、プレゼント交換などもしていました。
「はい」
私に大きな包みを渡してくれます。
「何、これ?」
「当ててみて」
包みを開けながら~
「まさか、コブタのぬいぐるみ~とちゃうやんな~…」
「え…どうしてわかったの!?」
「…」
本気で驚いてはります。
冗談で言ってみたのにィ~…。
「お店でね、あなたにそっくりなものみつけたの♪」
「あり…ありがたふ…」
ピンクの抱き枕のカワユイこぶたちゃん(ハァト)
おじゃる丸…ひこにゃん…座敷童子(ざしきわらし)…etc.
また、まァるいモノに例えられたゼ~…(ェ)y-~

ある時、彼女の家でダンスの話題をしていました。
(彼女はクラシックバレエの経験者だったので)
すると彼女は、突然、ヘラヘラと踊りだしました。
「…何やってんの」
「踊ってるの♪」
「踊ってるて…それ何ダンス~!?こんな姿、クラスの男子が観たら、
絶対驚くで~!!」
「そう?ケイは空気みたいなものだからいいの」
「…そ~れすか」
楽しそうにヘンなダンスを踊る、ヘンなナカタニちゃん。

空気みたいなものって、いてもいなくても同じってことかな~。
それとも気を遣わなくてもいいって意味なん?
他の友人に話すと、
「マジで~!?あのナカタニちゃんが…信じられへん…」
~めちゃ驚いてはりました。
やっぱりなぁ~…。

けれど、鋭い友人は言います。
「ミキっていつまでたっても、よそ者、転校生ってイメージやな~。
ケイにまで気を遣うことないのにな~」
…確かに、他の人よりは気を許してくれていたようですが、
【他人を踏み込ませたくない、どうしても許せない一線】
~というものが人より多く、彼女の中に存在したようです…。

(14)へとつづく。

Secret

TrackBackURL
→http://keikei16.blog.2nt.com/tb.php/254-a45b60ff