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★Chapter.3 続き。

必死で走るはる。
やっとたどり着いた碧のマンション。
扉の前、意を決して呼び鈴を押す。

誰も出ない。
諦めずドアベルを鳴らし続けるはる。
それでも碧は出ない。

碧どうして出てくれないの…碧…!
ドアを叩き懇願するはる。

ドア越しの碧。
ためらい、唇を噛み
どうしても開けられない。

しばらくはるの懇願が続く
開かないドア。
私のせいだよね…ごめん
諦め、立ち去るはる。

はるの声が聞こえなくなった。
瞬間、背後のドアが開く。
ふと気配を感じ振り向くはる

碧…!
駆け寄り、碧を抱きしめるはる。
ひたすら謝罪を口にするはるに
言葉もなく棒立ちになる碧。
やがてはるの背におずおずと手をまわす。


碧の部屋。
しばらく気まずい空気が流れる。
勢いで来たものの、言い出せないはる。
口を開いたのは碧。

謝罪し、自分を責める碧に~
あの日の事は気にしていない
もう忘れて、また元の親友に戻ろう

私の事拒否したじゃん
本当は気持ち悪いと思ってるんでしょ
思ってない!
碧のこと好きだよ
この気持ちは変わらない。
どうしたらいいのか~もうわからない

ついに本音でぶつかり合う2人。

こじれてしまった関係は~
いくら話あってもどうどうめぐりで
言葉では説明できないこの気持ち。
碧にどう伝えればいい?

碧はうつむき沈黙したまま。
心を決めたはる。
強引に碧の唇を奪う。
驚き、一瞬固まる碧。

碧、いかないで
黙って、いなくならないで…
お願い…!

無我夢中で碧を愛撫するはる
大好きな人の捨て身の必死さに
あがらえるわけもなく…
ひたむきなはるの想い
快楽の海に流され~
何度もいかされてしまう碧。

親鳥のようなはるの腕の中、
キスの雨を受ける碧。
息が上がり、とまどいながら~
はるの胸に優しく抱かれる碧。

碧…私にも気持ち良くして

堰(せき)を切ったようにはるを愛する碧。
行き場を見つけた、碧の想い。
碧のすべてを全身で受け入れるはる。



※友情と恋愛の間で~揺れる気持ち~
碧さん、はるさん2人の切ない感情が
この絡みを通して、
ひしひしと伝わってきました。

AVの絡みだけ…とも違う
熱のこもったお二人の絡みに
グッときました。

そしてすべてが終わったあと、
穏やかな気持ちで~
おでこを合わせてこっつんこ。
ウィスパーボイスで~囁くように、
お互いの気持ちを伝えあう場面(シーン)

…この場面好きです。

とりあえず、仲直りできて良かった~…(´;ω;`)

⑥へとつづく。
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