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★Chapter.3
【レズ痴漢2日目】(1)
~えみ香の魅力の虜になっていく紗世~

《紗世のつぶやき》

今日もいつものバス…
だって時間をかえたら
遅刻しちゃう…

綺麗なひとだったな…
でも駄目
あの人は普通じゃない

あんな恥ずかしいこと…いっぱい…
わたしの…

アマル○ア姫…

ああ、本…。
昨日の続きどこだったっけ?

どうか
あの女性(ひと)と出会いませんように…


《えみ香のつぶやき》

いつもの通勤時刻
あの制服の少女は~…いた

何事もなかったみたいに
読書する彼女

佇まいも~しぐさも~
なにもかもが
可愛い…

ねえ、待っていてくれたの?
もう逢えないと思っていたのに

私、期待してもいいの?
私のものに
なってくれる…?


~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・

バス停で
大胆に紗世に声をかけるえみ香。

「昨日、大丈夫だった?」
「!~今度やったら警察呼びます!」
「もうしない。ねえ、私を信じて…?」
「…でも」
「ほら、バスが。行きましょ?」
「え、あ…」

えみ香のペースに巻き込まれ
思わずバスに乗ってしまう紗世。

案の定、口約束は反故にされ
バスの奥まで、追いつめられる紗世。
えみ香の瞳が妖しく光る。

貴女が大好きなの
お願い
私のものになって~

柔らかな甘い声
紗世の耳許で~
優しく囁くえみ香の…

紗世を奏でる繊細な指先は
さらに大胆に~
妖しく蠢く舌は
さらに奥へと容赦なく
紗世の雛尖(ひなさき)を責め苛(さいな)む

追いつめられた小鹿の瞳で
捕食者~えみ香を見つめる紗世…

全てはえみ香の思うがままに
紗世の瞳は次第に蕩けてゆく…


⑤へつづく。
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