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★Chapter.4
【紗世を自宅に連れ込んで
更に濃厚に求めあうレズセックス】

《紗世のつぶやき》

エレベーターで…
マンションの部屋で~
一分一秒も惜しんでキスをかわす

啄ばむような小鳥のキス
何度も触れる貴女の舌と唇…
それだけで
わたし~息ができなくなる

攻める貴女の
妖しく挑むような瞳に
触発され~

ソファーの上で
絡み合い~もつれあい
交わすくちづけは深くなり

貴女に侵食されて~
どんどん馴染んでゆく
わたしの身体…

(女の人はじめて?)

わたし…

(触っていいのよ)

いいの?

(紗世の指入れて…)
(大丈夫だから~)

指先は優しく導かれ~

(ここよ…ほら…)

あ…熱い
えみ香さん…気持ちいいの?

(紗世…上手よ…)

わたしの指で
鳴いている…
えみ香さんの
まなざしが…切なげで

一途にすがり、我を忘れて
快楽を追い求める
少女のような貴女…

アマ○シア姫…
おとぎ話じゃない
目の前の貴女…
なんて淫らで美しい獣なんだろう


もう貴女だけ~なにも考えられない



《えみ香のつぶやき》

紗世…
逃げようとしたら
いつでもできたはずなのに
どうして逃げなかったの…

長い睫毛も
つややかな黒い髪も~
小鹿のように怯えた大きな瞳も…
なにもかもが突然で~
心奪われてしまった

貴女を見つめるたび
触れるたび~
疼(うず)く私の子宮…
鼓動は密やかに高鳴り

貴女を全部食べてしまいたい…
あのどうしようもない
衝動を抑えきれない

紗世が欲しい
もっと欲しい
絶え間なく押し寄せる欲望

可愛い、純粋無垢な貴女~

私だけを見つめて
お願い
何もかも忘れさせて…

そしてまだ見ぬ世界へ~
どうか私をつれていって…!




~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・~~~・

満ち足りた表情で~
私の腕の中にいる、愛しい貴女…

(わたし…えみ香さんが好き)

(えみ香さん、ずっと一緒にいようね)


一番欲しかった言葉…
私幸せ


紗世…お別れよ


⑦へつづく。